このドキュメントでは主にLinuxインスタンスが接続できない場合のトラブルシューティング方法と、Linuxインスタンスに接続できない主な原因について解説し、問題のトラブルシューティング、特定および解決について説明します。
問題の特定
自己診断ツールの使用
Tencent Cloudは、帯域幅、ファイアウォールおよびセキュリティグループの設定などの一般的な問題が原因であるかどうかを判断するのに役立つ自己診断ツールを提供しています。 障害の70%はツールで特定でき、検出された問題をもとにログインできない原因となっている可能性のある障害を特定できます。
2. ツールインターフェースのプロンプトに基づき、診断したいCVMを選択し、検出開始をクリックします。
自動化アシスタントを使用してコマンドを送信
自動化アシスタントを使用してインスタンスにコマンドを送信し、トラブルシューティングと問題の特定を行うことができます。使用手順は次のとおりです。
1. CVMコンソール にログインし、インスタンスリストでインスタンスIDをクリックします。 2. インスタンス詳細ページでコマンドの実行タブを選択し、コマンドの実行をクリックします。
3. ポップアップした「コマンドの実行」ウィンドウで、必要に応じてコマンドを選択し、コマンドの実行をクリックすると、コマンドを実行してその結果を確認することができます。
例えば、新コマンドdf -TH
を入力してコマンドの実行をクリックすると、インスタンスにログインせずに結果を確認することができます
自動化アシスタントについてより詳しい情報をお知りになりたい場合は、自動化アシスタント をご参照ください。 説明:
トラブルシューティングツールによって確認できない問題については、CVMに VNC方式でログイン し、段階ごとにトラブルシューティングを実施することをお勧めします。 考えられる原因
Linuxインスタンスにログインできない主な原因:
障害処理
VNC 方式を介したログイン
標準の方法(Orcaterm)またはリモートログインソフトウェアを使用してLinuxインスタンスにログインできない場合は、Tencent Cloud VNCを介してログインし、障害の原因を特定できます。
2. 下図のように、インスタンスの管理画面で、ログインしたいインスタンスを選択し、ログインをクリックします。
3. ポップアップした「標準ログイン | Linuxインスタンス」ウィンドウで、VNCログインを選択します。
説明:
ログイン中に、パスワードを忘れた場合は、コンソールでこのインスタンスのパスワードをリセットできます。具体的な操作については、インスタンスのパスワードをリセット ドキュメントをご参照ください。 4. ユーザー名とパスワードを入力してログインします。
SSH問題によりログインできない
パスワードの問題によりログインできない
障害事象:パスワードの入力ミス、パスワードを忘れた、パスワードのリセットに失敗したなどの理由で正常にログインできない。
対処方法:Tencent Cloudコンソール でこのインスタンスのパスワードをリセットし、インスタンスを再起動してください。
処理手順:インスタンスのパスワードをリセットする方法については、インスタンスのパスワードをリセット ドキュメントをご参照ください。 帯域幅利用率が高すぎる
障害事象:自己診断ツールによって、帯域幅利用率が高すぎることが問題だと表示された。
処理手順:
サーバー負荷が高い
障害事象:セルフチェックツールまたはTCOPによって、サーバーのCPU負荷が高いためにシステムがリモート接続できなくなっている、またはアクセスが非常に遅くなっていると表示された。
考えられる原因:ウイルスやトロイの木馬、サードパーティ製のウイルス対策ソフト、アプリケーションプログラムの異常、ドライバーの異常、またはソフトウェアのバックエンドでの自動更新によってCPU占有率が高くなり、CVMにログインできない、またはアクセスが遅いといった問題が発生している。
処理手順:
セキュリティグループルールが不適切
障害事象:セルフチェックツールでのチェックの結果、セキュリティグループルールが不適切なためにログインできないことがわかった。
処理手順:セキュリティグループ(ポート)検証ツール によってチェックを行います。
セキュリティグループポート設定の問題であると判断された場合は、ツールのワンクリック開放機能を使用してポートを開放できます。
セキュリティグループルールのカスタム設定を行いたい場合は、セキュリティグループルールの追加 ドキュメントをご参照の上、セキュリティグループルールを再設定してください。 その他ソリューション
上述のトラブルシューティングを行っても、Linuxインスタンスに接続できない場合は、セルフチェック結果を保存し、チケットを提出してフィードバックしてください。
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