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イメージのインポートの概要

最終更新日:2023-04-03 12:06:12
    カスタマイズイメージの作成 機能を使用する以外に、Tencent Cloudはインポート機能もサポートしています。ローカルまたは他のプラットフォームのサーバーのシステムディスクにあるイメージファイルをCloud Virtual Machine(CVM)のカスタマイズイメージにインポートできます。イメージをインポートした後、それを使用してCVMを作成したり、既存のCVMシステムをリインストールしたりできます。

    インポートの準備

    事前にインポート要件を満たすイメージファイルを準備してください。
    Linuxシステムタイプのイメージ制限
    Windowsシステムタイプのイメージ制限
    イメージ属性
    条件
    OS
    CentOS、CentOS Stream、Ubuntu、Debian、OpenSUSE、CoreOS、FreeBSD、AlmaLinux、Rocky Linux、Fedora、Kylin、UnionTech、TencentOSリリースバージョンに基づくイメージです。
    32ビットと64ビットの両方のOSがサポートされています。
    イメージ形式
    RAW、VHD、QCOW2、VMDKのイメージ形式をサポートします。
    qemu-img info imageName | grep 'file format'を利用してイメージ形式を確認します。
    ファイルシステムのタイプ
    GPTパーティションはサポートされていません。
    イメージのサイズ
    イメージの実際のサイズは50Gを超えることはできません。qemu-img info imageName | grep 'disk size'を利用して、イメージの実際のサイズを確認します。
    イメージのvsizeは500Gを超えることはできません。qemu-img info imageName | grep 'virtual size'を利用して、イメージのvsizeを確認します。
    注記:
    イメージをインポートする時のサイズはQCOW2形式に変換したイメージ情報に準じます。
    ネットワーク
    デフォルトでは、Tencent Cloudはインスタンスにeth0ネットワークインターフェースを提供します。
    ユーザーはインスタンスのmetadataサービスを使用して、インスタンスのネットワーク設定を確認できます。詳細については、インスタンスのメタデータをご参照ください
    ドライバー
    イメージに仮想化プラットフォームKVMのVirtioドライバーをインストールする必要があります。詳細については、LinuxでのVirtioドライバーの確認 をご参照ください。
    イメージにcloudinitをインストールする必要があります。詳細については、Linuxでのイメージインポートによるcloudinitのインストールをご参照ください。
    他の原因で、イメージにcloudinitをインストールできない場合、イメージの強制インポート を参照して、自分でインスタンスを設定してください。
    カーネルの制限
    イメージにはネイティブカーネルが推奨されます。カーネルを変更すると、イメージをCVMにインポートできなくなる場合があります。
    地域の制限
    現在、上海金融区、深セン金融区では、その他の地域のCloud Object Storage(COS)サービスからのイメージのインポートをサポートしていません。
    
    イメージ属性
    条件
    OS
    Windows Server 2008関連バージョン、Windows Server 2012関連バージョン、Windows Server 2016関連バージョン、Windows Server 2019関連バージョン、Windows Server 2022関連バージョン
    32ビットと64ビットの両方のOSがサポートされています。
    イメージ形式
    RAW、VHD、QCOW2、VMDKのイメージ形式をサポートします。
    qemu-img info imageName | grep 'file format'を利用してイメージ形式を確認します。
    ファイルシステムのタイプ
    MBRパーティションを使用するNTFSファイルシステムのみをサポートします。
    GPTパーティションをサポートしません。
    ロジックボリュームマネージャー(LVM)をサポートしません。
    イメージのサイズ
    イメージの実際のサイズは50Gを超えることはできません。qemu-img info imageName | grep 'disk size'を利用して、イメージの実際のサイズを確認します。
    イメージのvsizeは500Gを超えることはできません。qemu-img info imageName | grep 'virtual size'を利用して、イメージのvsizeを確認します。
    注記:
    イメージをインポートする時のサイズはQCOW2形式に変換したイメージ情報に準じます。
    ネットワーク
    デフォルトでは、Tencent Cloudはインスタンスにローカルエリア接続ネットワークインターフェースを提供します。
    ユーザーはインスタンスのmetadataサービスを使用して、インスタンスのネットワーク設定を確認できます。詳細については、インスタンスメタデータをご参照ください
    ドライバー
    イメージにはバーチャル化プラットフォームKVMのVirtioドライバーをインストールする必要があります。WindowsシステムにはデフォルトでVirtioドライバーがインストールされていませんが、ユーザーはWindows Virtioドライバーをインストールして、ローカルイメージをエクスポートすることができます。Windows Virtioドライバーのダウンロードアドレスは次のとおりです。実際のネットワーク環境に応じてダウンロードしてください。
    パブリックネットワークダウンロードアドレス:http://mirrors.tencent.com/install/windows/virtio_64_1.0.9.exe
    プライベートネットワークダウンロードアドレス:http://mirrors.tencentyun.com/install/windows/virtio_64_1.0.9.exe
    地域の制限
    現在、上海金融区、深セン金融区では、その他の地域のCOSサービスからのイメージのインポートをサポートしていません。
    その他
    インポートされたWindowsシステムイメージは、Windowsアクティベーション サービスを提供しません。
    

    インポート手順

    1. CVM コンソールにログインし、左側ナビゲーションバーの イメージ をクリックします。
    2. カスタマイズイメージを選択し、イメージのインポートをクリックします。
    3. 操作インターフェースの要件に基づき、まず COSのアクティブ化、次に bucketの作成 を実行し、イメージファイルをbucketに オブジェクトのアップロード して、イメージファイルURLの取得 を実行します。
    4. 次のステップへをクリックします。
    5. 実際の状況に応じて、リストを記入し、インポート開始をクリックします。
    ご注意:
    入力したCOSのURLが正確であることを確認してください。
    インポートの成功または失敗は、いずれも 内部メッセージ の形式で通知されます。

    インポートに失敗する

    コンソールでイメージのインポート操作を実行した後、何らかの理由でタスクが失敗する場合があります。タスクが失敗した場合は、以下の内容に基づいて問題のトラブルシューティングを行います。

    注意事項

    このドキュメントによって、失敗の原因をトラブルシューティングする前に、内部メッセージの管理ページ のメッセージサブスクリプションバーで製品サービスに関連する通知をサブスクリプションしていることを確保します。これにより、失敗の原因を含む内部メッセージ、SMS、および電子メールを確実に受信することができます。
    ご注意:
    メッセージセンターで製品サービスに関連する情報をサブスクリプションしないと、インポートに成功/失敗する内部メッセージを受信ことができません。

    トラブルシューティング

    次の内容を参考に、対応するエラー情報のトラブルシューティングを実行することができます。具体的なエラープロンプトとエラーの説明については、エラーコード をご参照ください。

    エラーコード

    エラーコード
    エラーの原因
    推奨される解決策
    InvalidUrl
    無効なCOSリンク
    COSリンクはインポートされたイメージリンクと同じであるかどうかを確認します。
    InvalidFormatSize
    形式またはサイズの条件は不適合です
    イメージは インポートの準備 中のイメージの形式イメージのサイズの制限を満たす必要があります。
    VirtioNotInstall
    virtioドライバーがインストールされていません
    イメージにvirtioドライバーをインストールする必要があります。インポートの準備 中のドライバー`部分をご参照ください。
    PartitionNotPresent
    パーティションの情報を見つかりません
    イメージの作成方法が間違っているため、イメージが破損する可能性があります
    CloudInitNotInstalled
    cloud-initがインストールされていません
    Linuxイメージにcloud-initをインストールする必要があります。インポートの準備 中のドライバー部分をご参照ください。
    RootPartitionNotFound
    ルードパーティションが検出されていません
    イメージの作成方法が間違っているため、イメージが破損する可能性があります
    InternalError
    他のエラー
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