この機能は単一テーブルクエリのLIMIT/OFFSETまたはSUM操作をInnoDBにプッシュダウンすることで、照会の遅延を効果的に低下させるものです。
Select *from tbl Limit 10”、“Select* from tbl Limit 10,2
、Select sum(c1) from tbl
などのステートメントに対応します。sysbenchに100万行のデータをインポート後:
select * from sbtest1 limit 1000000,1;
の実行時間は6.3秒から2.8秒に短縮されました。select sum(k) from sbtest1;
の実行時間は5.4秒から1.5秒に短縮されました。SQLの実行中に、対応する機能制御パラメータのオンオフ状況に基づいて、クエリオプティマイザが自動的に照会実行計画を書き換えることで、コンピューティングプッシュダウンの最適化を行います。
パラメータは次のとおりです。
パラメータ名 | 動的 | タイプ | デフォルト | パラメータ値範囲 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
cdb_enable_offset_pushdown | Yes | bool | ON | {ON,OFF} | LIMIT/OFFSETプッシュダウンを制御。デフォルトではオン |
cdb_enable_sumagg_pushdown | Yes | bool | OFF | {ON,OFF} | SUMプッシュダウンを制御。デフォルトではオフ |
説明:ユーザーは現在、上記パラメータのパラメータ値を直接変更することはできません。変更する場合は、チケットを提出から変更することができます。
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