このドキュメントでは、MySQL性能テストツールSysBenchと、Cloud Virtual Machine(CVM)インスタンスでのSysBenchのインストール方法をご説明します。
SysBenchはプラットフォームを超えて使用可能かつマルチスレッドをサポートしているモジュール化基準テストツールです。ハイロードのデータベースを実行する際におけるシステムの関連パラメータをテストするために使用されます。複雑なデータベース基準設定やデータベースのインストールをせずに、データベースシステムの性能を迅速に把握することが可能です。
パラメータ | 説明 |
---|---|
db-driver | データベースエンジン |
mysql-host | MySQLインスタンス接続アドレス |
mysql-port | MySQLインスタンス接続ポート |
mysql-user | MySQLインスタンスアカウント |
mysql-password | MySQLインスタンスアカウントに対応するパスワード |
mysql-db | MySQLインスタンスデータベース名 |
table_size | テストテーブルサイズ |
tables | テストテーブル数 |
events | テストリクエスト数 |
time | テスト時間 |
threads | テストスレッド数 |
percentile | カウントされるパーセンタイル。デフォルト値は95%、すなわち95%の状況におけるリクエストの実行時間 |
report-interval | テスト進捗レポートを出力する間隔秒数Nを表す。0はテスト進捗レポートの出力を終了し、最終的なレポート結果のみを出力することを表す |
skip-trx | トランザクションをスキップしますか。 1:はい 0:いいえ |
負荷テストではSysBench 1.0.20を使用します。詳細については、Sysbench 公式ドキュメントをご参照ください。
yum install gcc gcc-c++ autoconf automake make libtool bzr mysql-devel git mysql
git clone https://github.com/akopytov/sysbench.git
## GitからSysBenchをダウンロードする
cd sysbench
## SysBenchディレクトリを開く
git checkout 1.0.20
## SysBench 1.0.20に切り替える
./autogen.sh
## autogen.shを実行する
./configure --prefix=/usr --mandir=/usr/share/man
make
##コンパイル
make install
2.次のコマンドを実行してクライアントを構成してください。この操作により、カーネルがすべてのCPUでデータパケットを処理すると同時に、各CPU間のコンテキスト切り替えを減少できます。
sudo sh -c 'for x in /sys/class/net/eth0/queues/rx-*; do echo ffffffff>$x/rps_cpus; done'
sudo sh -c "echo 32768 > /proc/sys/net/core/rps_sock_flow_entries"
sudo sh -c "echo 4096 > /sys/class/net/eth0/queues/rx-0/rps_flow_cnt"
sudo sh -c "echo 4096 > /sys/class/net/eth0/queues/rx-1/rps_flow_cnt"
説明:ffffffffは32個のCPU使用を表す(1つのfは、4つのCPUを表す)。
この記事はお役に立ちましたか?