Media Processing Service(MPS)を経たあと、MPSに発生したコールバックタスクを、SCFを介してCOSにすみやかにバックアップすることが標準的なスキームです。MPSでは、ユーザーが使用できるように、SCFの中でテンプレートを設定しています。MPSとSCFを使用していますが、このうちMPSは主にビデオ処理タスクに使用し、SCFはコールバックメッセージ処理を提供します。そしてCOSによって主にターミナルに永続的なストレージ機能を提供します。
操作手順
手順1:SCFの作成
- SCFコンソールにログインし、左側ナビゲーションバーから**関数サービス**を選択します。
- 関数サービスのページの上方の北京リージョンを選択し、新規作成をクリックして関数の新規作成ページに進みます。
- 次のパラメータ情報を下図のとおりに設定します。
- 作成方式:テンプレートの作成を選択します。
- あいまい検索:「CLSメッセージをCOSにダンプ」と入力し、検索を行います。
説明:
テンプレートの中の詳細の表示をクリックすると、ポップアップした「テンプレート詳細」のウィンドウに関連情報が表示され、ダウンロードの操作を行うことができます。
- 次のステップをクリックして、関数設定ページに進みます。
- デフォルトの設定を維持し、完了をクリックしてください。これで関数の作成が完了します。
手順2:MPSトリガーの設定
- SCFコンソール**のページで、左側ナビゲーションバーから関数サービス**を選択し、対応する関数名をクリックすると、この関数の詳細ページに移動します。
- トリガーの管理>トリガーの作成をクリックすると、トリガー作成のウィンドウがポップアップしますので、トリガーの方法に「MPSトリガー」を選択してください。
主要パラメータの情報は次のとおりです。その他の設定項目はデフォルトを維持してください。
- イベントタイプ:MPSトリガーはアカウント次元のイベントタイプによってEvent(イベント)をプッシュします。現在はワークフロータスク(WorkflowTask)とビデオ編集タスク(EditMediaTask)の2種類のイベントタイプのトリガーをサポートしています。
説明:
- MPSトリガーの初回作成時には、関連サービスのロールステータスの異常が表示されます。プロンプトにしたがって対応するサービスSCF_QcsRole、MPS_QcsRoleをクリックし、権限を与えてください。
- MPSトリガーはサービス次元で発生するイベントをイベントソースとし、リージョン、リソースなどの属性の区分はありません。各アカウントでは、2種類のイベントに対してそれぞれ関数を1つバインドすることが許されます。複数の関数にてタスクを処理する必要がある場合は、関数間の呼び出しSDKをご参照ください。
- サブミットをクリックすると、MPSトリガーの設定が完了します。
手順3:関数機能のテスト
- MPSコンソール にてMPSのビデオ処理ワークフローを実行します。
- SCFコンソール**に切り替え、実行結果を表示します。
関数の詳細ページでログのクエリー**のタグを選択すると、出力されたログ情報を見ることができます。下図のとおりです。
- COSコンソールに切り替え、データのダンプおよび加工結果を表示します。
説明:
自身のニーズに基づき、具体的なデータの加工処理方法を編集することができます。
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