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最終更新日:2024-07-19 15:12:39
    ここでは主に、TRTCルームへの入室方法についてご説明します。オーディオビデオルームに入室すると、ユーザーはルーム内の他のユーザーのオーディオビデオストリーミングをサブスクリプションしたり、ルーム内の他のユーザーに自分のオーディオビデオストリーミングを公開したりすることができます。
    
    
    TRTC Web SDKの使用中には、以下のオブジェクトが頻繁に登場します。
    Client オブジェクト。ローカルクライアントを表します。Clientクラスのメソッドにより、通話ルームへの入室、ローカルストリームの公開、リモートストリームのサブスクリプションなどの機能を提供します。
    Streamオブジェクト。オーディオビデオストリーミングオブジェクトを表し、ローカルのオーディオビデオストリーミングオブジェクトLocalStream、およびリモート側のオーディオビデオストリーミングオブジェクトRemoteStreamが含まれます。Streamクラスのメソッドでは主に、オーディオビデオストリーミングオブジェクトのアクションを提供し、これにはオーディオおよびビデオの再生コントロールが含まれます。

    ステップ1: Clientオブジェクトの新規作成

    TRTC.createClient()メソッドによって、Clientオブジェクトを作成します。主なパラメータは次のとおりです。
    パラメータ名
    フィールドの意味
    補足説明
    データタイプ
    入力例
    デフォルト値
    備考
    mode
    ユースケース
    リアルタイム通話モードではrtcに設定します。このモードは1対1のオーディオビデオ通話、または参加者が300人以内のオンラインミーティングに適しています。
    オンラインライブストリーミングモードではliveに設定します。このモードは10万人以内のオンラインライブストリーミングのシーンに適しています
    string
    rtc
    rtc
    -
    sdkAppId
    アプリケーションID
    TRTCコンソールでこのsdkAppIdを確認できます。確認できない場合は、「アプリケーションの作成」ボタンをクリックして、新しいアプリケーションを作成します。
    number
    1400000123
    なし
    入力必須
    userId
    ユーザーID
    ユーザー名には、大文字と小文字のアルファベット(a-z、A-Z)、数字(0-9)およびアンダースコアとハイフンのみが使用可能です。
    注意: TRTCは、同じuserIdによる2つの異なるデバイスの同時入室をサポートしていません。同時に入室した場合は相互に干渉します。
    string
    「denny」または「123321」
    なし
    入力必須
    userSig
    入室認証証書
    計算方法についてはUserSigの計算、使用方法をご参照ください。
    string
    eJyrVareCeYrSy1SslI...
    なし
    入力必須
    useStringRoomId
    文字列のルームナンバーの有効化または無効化
    stringタイプのroomIdを使用するかどうか。
    boolean
    true
    false
    -
    パラメータのより詳細な説明については、TRTC.createClient()をご参照ください。
    // リアルタイム通話モードでのクライアントオブジェクト作成
    const client = TRTC.createClient({
    mode: 'rtc',
    sdkAppId,
    userId,
    userSig
    });
    
    // インタラクティブライブストリーミングモードでのクライアントオブジェクト作成
    const client = TRTC.createClient({
    mode: 'live',
    sdkAppId,
    userId,
    userSig
    });

    ステップ2:オーディオビデオ通話ルームへの参加

    Client.join()を呼び出して、オーディオビデオ通話ルームに参加します。主なパラメータは次のとおりです。
    パラメータ名
    フィールドの意味
    補足説明
    データタイプ
    入力例
    デフォルト値
    備考
    roomId
    ルームナンバー
    デフォルトではnumberタイプであり、stringタイプのroomIdを使用したい場合は、createClient()でuseStringRoomIdパラメータをtrueに設定してください
    roomIdがnumberタイプの場合、値の要件は[1, 4294967294] の整数となります。
    roomIdがstringタイプの場合、長さは64文字までに制限され、かつ次の範囲の文字セットのみサポートされます。
    大文字と小文字のアルファベット(a-zA-Z)、数字(0-9)、スペース、!、#、$、%、&、(、)、+、-、:、;、<、=、.、>、?、@、[、]、^、_、 {、}、|、~、,
    number / string
    3364またはclass-room
    なし
    入力必須
    role
    ロール
    ユーザーのロールはliveモードの場合のみ設定が必要です。現在は、anchor(キャスター)、audience(視聴者)という2種類のロールをサポートしています
    string
    anchor
    audience
    -
    より詳細なパラメータの説明はClient.join()をご参照ください。
    // Promise構文の使用
    client
    .join({ roomId })
    .then(() => {
    console.log('入室成功');
    })
    .catch(error => {
    console.error('入室に失敗しました。しばらくしてからもう一度お試しください'+ error);
    });
    
    // 同様の効果を得るには、async/await構文の使用をお勧めします
    try {
    await client.join({ roomId });
    console.log('入室成功');
    } catch (error) {
    console.error('入室に失敗しました。しばらくしてからもう一度お試しください'+ error);
    }
    
    // キャスターのロールで入室します
    try {
    await client.join({
    roomId,
    role: 'anchor'
    });
    console.log('入室成功');
    } catch (error) {
    console.error('入室に失敗しました。しばらくしてからもう一度お試しください'+ error);
    }
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