ユースケース
Cloud Object Storage(COS)に保存済みのオブジェクトのシンプルなコピー操作を行うことで、新しいオブジェクトレプリカを作成することができます。1回の操作で最大5GBのオブジェクトをコピーすることができます。オブジェクトが5GBを超える場合は、必ずマルチパートコピーインターフェースを使用してコピーを行わなければなりません。オブジェクトコピーには次の機能があります。 新しいオブジェクトレプリカを作成します。
オブジェクトをコピーして名前を変更し、元のオブジェクトを削除することでリネームを実現します。
オブジェクトのストレージタイプを変更します。コピー時に同一のソースおよびターゲットオブジェクトキーを選択することで、ストレージタイプを変更します。
異なるTencent Cloud COSリージョンにあるオブジェクトをコピーします。
オブジェクトのメタデータを変更します。コピー時に同一のソースおよびターゲットオブジェクトキーを選択し、その中のメタデータを変更します。
オブジェクトをコピーする際は、元のオブジェクトのメタデータがデフォルトで継承されますが、作成日は新しいオブジェクトの時間に基づいて計算されます。
説明:
CASタイプのオブジェクトのコピー&ペーストはサポートされていません。
マルチAZ設定を有効にしているバケットでは、マルチAZストレージタイプをシングルAZストレージタイプにコピーすることはサポートされていません。
サブアカウントでオブジェクトをコピーするには、PutObject、GetObject、GetObjectACLという3つの権限が必要です。
利用方法
COSコンソールの使用
COSコンソールを使用してオブジェクトをコピーすることができます。詳細については、オブジェクトのコピーのコンソールガイドドキュメントをご参照ください。 REST APIの使用
SDKの使用
SDKのオブジェクトコピー設定メソッドを直接呼び出すことができます。詳細については、下記の各言語のSDKドキュメントをご参照ください。
この記事はお役に立ちましたか?