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監視とアラーム

最終更新日:2024-06-26 11:09:29

    概要

    COSの読み取り/書き込みリクエスト量、トラフィックなどのデータはBCM によって集計され、表示されます。COSコンソールまたはBCMのコンソール上で、COSの読み取り/書き込みリクエスト量、トラフィックなどの詳細な監視データを確認することができます。
    説明:
    ここでは主に、COSコンソールで統計データを取得するケースについて述べます。データインターフェースを使用してより詳細な情報を取得する方法について知りたい場合は、CMインターフェースをご利用ください。詳細については、CM製品ドキュメントをご参照ください。
    現在、CMにレポートされるすべての指標は、全COSリージョンでサポートされています。詳細については、リージョンとアクセスドメイン名をご参照ください。

    基本機能

    BCMはCOSに次のポータルを提供し、監視およびアラート機能を実現します。
    モジュール
    機能
    主な機能
    監視概要
    製品の現在のステータスを表示
    全体状況、アラートの状況、全体監視情報一覧を提供します
    アラート管理
    アラートの管理と設定をサポート
    COSのアラートポリシー、カスタムメッセージおよびトリガー条件テンプレートの新規追加をサポートします
    監視プラットフォーム
    トラフィックの監視およびユーザー定義の監視指標データの確認
    ユーザーの帯域幅全体情報を確認します。ユーザーは監視指標および報告するデータをあらかじめ定義することができます
    クラウド製品監視
    COS下のバケットの監視ビューを確認
    現在の各バケット下の読み取り/書き込みリクエスト量、トラフィックなどの監視ビューおよびデータを照会します

    シナリオ

    日常管理のケース:BCMコンソールにログインし、COSの実行ステータスをリアルタイムに確認します。
    異常処理のケース:監視データがアラート閾値に達した時点でアラート情報が発出されるため、異常通知を迅速に取得し、異常の原因を照会するとともに、異常状況の処理を速やかに行うことができます。

    コンソールからの設定と照会

    BCMコンソールからCOSのアラートポリシーを作成することができます。監視指標が設定値に達するとアラートを受信します。関連の操作ガイドについては、モニタリングアラートの設定をご参照ください。
    監視データを確認したい場合は、**クラウド製品監視>COS**ページで、すべてのバケットの監視データ、ヘルスステータス、アラートポリシー数を確認することができます。またCOSコンソールでも確認できます。操作ガイドについては、データ概要の確認およびデータモニタリングの照会をご参照ください。

    インターフェース呼び出しによる確認

    インターフェースを呼び出してCOSの監視データを確認することができます。COSの監視項目は次のとおりです。COSの監視インターフェースの詳細についてお知りになりたい場合は、COS監視指標のドキュメントをご参照ください。

    監視指標

    説明:
    COSは共通リージョンを使用するため、バケットがどのリージョンにあるかにかかわらず、COS監視指標データをプルする際、Regionは常に「広州」リージョンを選択してください。
    API Explorerを使用してデータをプルする際は、Regionフィールドは常に「華南リージョン(広州)」を選択します。
    SDKを使用してデータをプルする際は、Regionフィールドには常に「ap-guangzhou」と入力します。

    リクエストクラス

    指標の英語名
    指標の日本語名
    指標の意味
    単位
    ディメンション
    StdReadRequests
    標準ストレージ読み取りリクエスト
    標準ストレージタイプの読み取りリクエスト回数です。リクエスト回数はリクエストコマンドの送信回数に基づいて計算されます
    appid、bucket
    StdWriteRequests
    標準ストレージ書き込みリクエスト
    標準ストレージタイプの書き込みリクエスト回数です。リクエスト回数はリクエストコマンドの送信回数に基づいて計算されます
    appid、bucket
    IaReadRequests
    低頻度ストレージ読み取りリクエスト
    低頻度ストレージタイプの読み取りリクエスト回数です。リクエスト回数はリクエストコマンドの送信回数に基づいて計算されます
    appid、bucket
    IaWriteRequests
    低頻度ストレージ書き込みリクエスト
    低頻度ストレージタイプの書き込みリクエスト回数です。リクエスト回数はリクエストコマンドの送信回数に基づいて計算されます
    appid、bucket
    DeepArcReadRequests
    ディープアーカイブストレージ読み取りリクエスト
    ディープアーカイブストレージタイプの読み取りリクエスト回数です。リクエスト回数はリクエストコマンドの送信回数に基づいて計算されます
    appid、bucket
    DeepArcWriteRequests
    ディープアーカイブストレージ書き込みリクエスト
    ディープアーカイブストレージタイプの書き込みリクエスト回数です。リクエスト回数はリクエストコマンドの送信回数に基づいて計算されます
    appid、bucket
    ItReadRequests
    INTELLIGENT_TIERINGストレージ読み取りリクエスト
    INTELLIGENT_TIERINGストレージタイプの読み取りリクエスト回数です。リクエスト回数はリクエストコマンドの送信回数に基づいて計算されます
    appid、bucket
    ItWriteRequests
    INTELLIGENT_TIERINGストレージ書き込みリクエスト
    INTELLIGENT_TIERINGストレージタイプの書き込みリクエスト回数です。リクエスト回数はリクエストコマンドの送信回数に基づいて計算されます
    appid、bucket
    TotalRequests
    総リクエスト数
    すべてのストレージタイプの読み取り/書き込み総リクエスト回数です。リクエスト回数はリクエストコマンドの送信回数に基づいて計算されます
    appid、bucket
    GetRequests
    GETクラス総リクエスト数
    すべてのストレージタイプのGETクラスの総リクエスト回数です。リクエスト回数はリクエストコマンドの送信回数に基づいて計算されます
    appid、bucket
    PutRequests
    PUTクラス総リクエスト数
    すべてのストレージタイプのPUTクラスの総リクエスト回数です。リクエスト回数はリクエストコマンドの送信回数に基づいて計算されます
    appid、bucket

    ストレージクラス

    指標の英語名
    指標の日本語名
    単位
    ディメンション
    StdStorage
    標準ストレージ-ストレージ容量
    MB
    appid、bucket
    SiaStorage
    低頻度ストレージ-ストレージ容量
    MB
    appid、bucket
    ItFreqStorage
    INTELLIGENT_TIERINGストレージ-高頻度階層ストレージ容量
    MB
    appid、bucket
    ItInfreqStorage
    INTELLIGENT_TIERINGストレージ-低頻度階層ストレージ容量
    MB
    appid、bucket
    ArcStorage
    アーカイブストレージ-ストレージ容量
    MB
    appid、bucket
    DeepArcStorage
    ディープアーカイブストレージ-ストレージ容量
    MB
    appid、bucket
    StdObjectNumber
    標準ストレージ-オブジェクト数
    appid、bucket
    IaObjectNumber
    低頻度ストレージ-オブジェクト数
    appid、bucket
    ItFreqObjectNumber
    INTELLIGENT_TIERINGストレージ_高頻度階層オブジェクト数
    appid、bucket
    ItInfreqObjectNumber
    INTELLIGENT_TIERINGストレージ_低頻度階層オブジェクト数
    appid、bucket
    ArcObjectNumber
    アーカイブストレージオブジェクト数
    appid、bucket
    DeepArcObjectNumber
    ディープアーカイブストレージオブジェクト数
    appid、bucket
    StdMultipartNumber
    標準ストレージ-ファイルフラグメント数
    appid、bucket
    IaMultipartNumber
    低頻度ストレージ-ファイルフラグメント数
    appid、bucket
    ItFrequentMultipartNumber
    INTELLIGENT_TIERING-高頻度ファイルフラグメント数
    appid、bucket
    ArcMultipartNumber
    アーカイブストレージ-ファイルフラグメント数
    appid、bucket
    DeepArcMultipartNumber
    ディープアーカイブストレージ-ファイルフラグメント数
    appid、bucket

    トラフィッククラス

    指標の英語名
    指標の日本語名
    指標の意味
    単位
    ディメンション
    InternetTraffic
    パブリックネットワークダウンストリームトラフィック
    データをインターネット経由でCOSからクライアントにダウンロードする際に発生するトラフィック
    B
    appid、bucket
    InternetTrafficUp
    パブリックネットワークアップストリームトラフィック
    データをインターネット経由でクライアントからCOSにアップロードする際に発生するトラフィック
    B
    appid、bucket
    InternalTraffic
    プライベートネットワークダウンストリームトラフィック
    データをTencent Cloudプライベートネットワーク経由でCOSからクライアントにダウンロードする際に発生するトラフィック
    B
    appid、bucket
    InternalTrafficUp
    プライベートネットワークアップストリームトラフィック
    データをTencent Cloudプライベートネットワーク経由でクライアントからCOSにアップロードする際に発生するトラフィック
    B
    appid、bucket
    CdnOriginTraffic
    CDN back-to-originトラフィック
    データをCOSからTencent Cloud CDNエッジノードに転送する際に発生するトラフィック
    B
    appid、bucket
    InboundTraffic
    パブリックネットワーク、プライベートネットワークアップロード総トラフィック
    データをインターネット、Tencent Cloudプライベートネットワーク経由でクライアントからCOSにアップロードする際に発生するトラフィック
    B
    appid、bucket
    CrossRegionReplicationTraffic
    地域間コピートラフィック
    データをあるリージョンのバケットから別のリージョンのバケットに転送する際に発生するトラフィック
    B
    appid、bucket

    戻りコードクラス

    指標の英語名
    指標の日本語名
    指標の意味
    単位
    ディメンション
    2xxResponse
    ステータスコード2xx
    ステータスコード2xxが返されたリクエストの回数
    appid、bucket
    3xxResponse
    ステータスコード3xx
    ステータスコード3xxが返されたリクエストの回数
    appid、bucket
    4xxResponse
    ステータスコード4xx
    ステータスコード4xxが返されたリクエストの回数
    appid、bucket
    5xxResponse
    ステータスコード5xx
    ステータスコード5xxが返されたリクエストの回数
    appid、bucket
    2xxResponseRate
    ステータスコード2xx比率
    ステータスコード2xxが返されたリクエストの回数が総リクエスト回数に占める割合
    %
    appid、bucket
    3xxResponseRate
    ステータスコード3xx比率
    ステータスコード3xxが返されたリクエストの回数が総リクエスト回数に占める割合
    %
    appid、bucket
    4xxResponseRate
    ステータスコード4xx比率
    ステータスコード4xxが返されたリクエストの回数が総リクエスト回数に占める割合
    %
    appid、bucket
    5xxResponseRate
    ステータスコード5xx比率
    ステータスコード5xxが返されたリクエストの回数が総リクエスト回数に占める割合
    %
    appid、bucket
    400Response
    ステータスコード400
    ステータスコード400が返されたリクエストの回数
    appid、bucket
    403Response
    ステータスコード403
    ステータスコード403が返されたリクエストの回数
    appid、bucket
    404Response
    ステータスコード404
    ステータスコード404が返されたリクエストの回数
    appid、bucket
    400ResponseRate
    ステータスコード400比率
    ステータスコード400が返されたリクエストの回数が総リクエスト回数に占める割合
    %
    appid、bucket
    403ResponseRate
    ステータスコード403比率
    ステータスコード403が返されたリクエストの回数が総リクエスト回数に占める割合
    %
    appid、bucket
    404ResponseRate
    ステータスコード404比率
    ステータスコード404が返されたリクエストの回数が総リクエスト回数に占める割合
    %
    appid、bucket
    500ResponseRate
    ステータスコード500比率
    ステータスコード500が返されたリクエストの回数が総リクエスト回数に占める割合
    %
    appid、bucket
    501ResponseRate
    ステータスコード501比率
    ステータスコード501が返されたリクエストの回数が総リクエスト回数に占める割合
    %
    appid、bucket
    502ResponseRate
    ステータスコード502比率
    ステータスコード502が返されたリクエストの回数が総リクエスト回数に占める割合
    %
    appid、bucket
    503ResponseRate
    ステータスコード503比率
    ステータスコード503が返されたリクエストの回数が総リクエスト回数に占める割合
    %
    appid、bucket
    説明:
    1. ステータスコード3xx、4xx、5xxの具体的な詳細についてはエラーコードリストをご確認ください。
    2. 各指標の統計粒度(Period)の入手可能な値はそれぞれ異なります。DescribeBaseMetricsインターフェースによって、各指標のサポートする統計粒度を取得することができます。

    データ読み取りクラス

    指標の英語名
    指標の日本語名
    指標の意味
    単位
    ディメンション
    StdRetrieval
    標準データ読み取り量
    標準データ読み取りの際に発生するトラフィックであり、標準ストレージのパブリックネットワークダウンストリームトラフィック、プライベートネットワークダウンストリームトラフィック、CDN back-to-originトラフィックの総和
    B
    appid、bucket
    IaRetrieval
    低頻度データ読み取り量
    低頻度データ読み取りの際に発生するトラフィックであり、低頻度ストレージのパブリックネットワークダウンストリームトラフィック、プライベートネットワークダウンストリームトラフィック、CDN back-to-originトラフィックの総和
    B
    appid、bucket

    データ処理クラス

    インターフェースを呼び出してCloud Infiniteの監視データを確認することができます。Cloud Infiniteの監視インターフェースの詳細について知りたい場合は、Cloud Infinite監視指標のドキュメントをご参照ください。

    各ディメンションに対応するパラメータ一覧

    パラメータ名
    ディメンション名
    ディメンションの説明
    形式
    &Instances.N.Dimensions.0.Name
    appid
    ルートアカウントAPPIDのディメンション名
    Stringタイプのディメンション名を入力:appid
    &Instances.N.Dimensions.0.Value
    appid
    ルートアカウントの具体的なAPPID
    ルートアカウントAPPIDを入力(例:1250000000)
    &Instances.N.Dimensions.1.Name
    bucket
    バケットのディメンション名
    Stringタイプのディメンション名を入力:bucket
    &Instances.N.Dimensions.1.Value
    bucket
    具体的なバケット名
    具体的なバケット名を入力(例:examplebucket-1250000000)

    入力パラメータの説明

    COS監視データを照会する際の入力パラメータ値は次のとおりです。
    &Namespace=QCE/COS &Instances.N.Dimensions.0.Name=appid &Instances.N.Dimensions.0.Value=ルートアカウントのAPPID &Instances.N.Dimensions.1.Name=bucket &Instances.N.Dimensions.1.Value=バケット名

    監視の説明

    監視間隔:BCMは、リアルタイム、直近24時間、直近7日間、カスタマイズした日付などの様々な統計区間におけるデータ監視を行うことができます。時間粒度は1分、5分、1時間、1日をサポートしています。
    データストレージ:粒度が1分間隔の監視データは15日間、粒度が5分間隔の監視データは31日間保存されます。粒度が1時間間隔の監視データは93日間、粒度が1日間隔の監視データは186日間保存されます。
    アラート表示:BCMはCOSの監視データを統合し、データを見やすいチャート形式で表示します。製品ごとにあらかじめ定義したアラート指標に基づいてアラートを発出することができ、ユーザーが全体的な実行状況を把握するのに役立ちます。
    アラート設定:監視指標の閾値を設定します。監視データがアラート条件をトリガーした時点で、CMが当該グループに速やかにアラート情報を送信することができます。詳細については、アラートの概要およびモニタリングアラートの設定をご参照ください。
    お問い合わせ

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