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ダウンロードとインストール設定

最終更新日:2024-06-26 10:27:35
    COSCLIツールは、Windows、macOS、およびLinuxオペレーティングシステムのバイナリパッケージを提供しているため、簡単なインストールと設定後、使用可能です。

    手順1:COSCLIツールをダウンロードする

    操作シナリオに基づいてCOSCLIツールのダウンロードアドレスを選択してください。お使いのサーバーが中国にある場合は、中国国内サイトのダウンロードアドレスを使用することを推奨します。
    国内サイトのダウンロードアドレス
    Githubダウンロードアドレス (海外サイトでの使用を推奨)
    また、国内サイトのmacOSとLinux環境におけるCOSCLIツールファイルをコマンドラインから取得することも可能です。
    macOS:wget https://cosbrowser.cloud.tencent.com/software/coscli/coscli-mac
    macOS-m1:wget https://cosbrowser.cloud.tencent.com/software/coscli/coscli-mac-m1
    Linux:wget https://cosbrowser.cloud.tencent.com/software/coscli/coscli-linux
    説明:
    Githubでは、現在のバージョン番号はv0.20.0-betaです。ツールの最新バージョン、過去のバージョンおとび更新ログを取得しようとする場合は、 releaseにアクセスして確認してください。

    手順2:COSCLIツールをインストールする

    Windows

    1. ダウンロードされたWindowsバージョンのCOSCLIツールをC:\\Users\\<ユーザー名>ディレクトリに移動してください。
    2. coscli-windows.exe にリネームします coscli.exe
    3. win+rキーを押して実行プログラムを開きます。
    4. ダイアログボックスで、cmdを入力して Enter を押すと、コマンドラインウィンドウが表示されます。
    5. コマンドラインウィンドウで coscli --versionを入力し、次の情報がプリントアウトされた場合、正常にインストールされたことを示します。
    説明:
    Windows ステムにおいて、異なるコマンドラインクライアントでCOSCLIを使用する方式がやや異なる可能性があります。 coscli [command] を入力した後にCOSCLIが正しく動作できない場合は、 ./coscli [command] のフォーマットをお試しください。
    coscli version v0.20.0-beta

    macOS

    1. 次のコマンドを実行し、リネームmacOSバージョンのCOSCLIファイルは下記のとおりです。
    mv coscli-mac coscli
    2. 次のコマンドを実行してファイルの実行権限を修正します。
    chmod 755 coscli
    3. コマンドラインに ./coscli --versionを入力すると、次の情報がプリントアウトされた場合、正常にインストールされたことを示します。
    coscli version v0.20.0-beta
    説明:
    macOSシステムにおいてCOSCLIを使用する場合、「開発者が確認できないため、coscliが開けられない」というプロンプトが表示された場合、設定〉安全性とプライバシー〉通用で「coscliを引き続き開く」を選択した後、COSCLIが正常に使用可能になります。

    Linux

    1. 次のコマンドを実行し、 リネームLinuxバージョンのCOSCLIファイルは下記のとおりです。
    mv coscli-linux coscli
    2. 次のコマンドを実行してファイルの実行権限を修正します。
    chmod 755 coscli
    3. コマンドラインウィンドウで ./coscli --versionを入力すると、次の情報がプリントアウトされた場合、正常にインストールされたことを示します。
    coscli version v0.20.0-beta

    手順3:COSCLIツールの構成

    注意事項:
    一時的な許可の使用方法によってツール使用の安全性がさらに向上できるため、ユーザーは 一時的キー でツールを使用することを推奨します。一時的キーを申請するときは、ターゲットストレージバケットやオブジェクト以外のリソースの漏洩を防止するために、 最小限の権限ガイドライン原則 に準拠してください。
    永久キーを使用する必要がある場合は、 最小限の権限ガイドライン原則 に準拠して永久キーの権限範囲を制限することを推奨します。
    ユーザーはCOSCLIを初めて使用する場合、設定ファイルを初期化する必要があります。設定ファイルには次の2つの部分が含まれています。
    1. COSCLIにユーザーのTencent Cloudアカウントへのアクセスを許可するには、ユーザーはキーID、キーKey、一時的キーTokenを構成する必要があります。
    2. 通常バケットにエイリアスを追加するには、通常バケット名、バケットのリージョン情報、およびバケットエイリアスを構成する必要があります。通常バケットの情報を構成した後、ユーザーはバケット名やリージョン情報を入力せずに、エイリアスを使用してバケット操作を行うことが可能です。複数の通常バケット構成を追加した後、クロスバケットまたはクロスドメインの操作をより便利に行うことが可能です。通常バケット情報を構成する必要がない場合は、 Enter をクリックして次へ進みます。
    初めて使用する場合、COSCLIが自動的に ./coscli config init を呼び出して ~/.cos.yaml で設定ファイルを生成するが、ユーザーはコマンドラインでインタラクティブに構成を完了することが可能です。その後、ユーザーは ./coscli config init コマンドを使用して他の位置でCOSCLIのために設定ファイルをインタラクティブに生成することも可能です。ユーザーは./coscli config showを使用して設定ファイルの場所と構成パラメーター情報を確認することが可能です。
    設定ファイルの中の各設定項目の説明は次のとおりです。
    設定項目の
    説明
    Secret ID
    キーIDであり、使用上のリスクを軽減するために、サブアカウントキーを使用し、最小限の権限ガイドラインに準拠するよう許可することを推奨します。サブアカウントキーを取得するには、 サブアカウントのアクセス キーの管理 を参照してください。
    Secret Key
    キーKeyであり、使用上のリスクを軽減するために、サブアカウントキーを使用し、最小限の権限ガイドラインに準拠するよう許可することを推奨します。サブアカウントキーを取得するには、 サブアカウントのアクセス キーの管理 を参照してください。
    Session Token
    一時的キーtokenであり、一時キーを使用するときに設定する必要があるが、使用しない場合は、直接 Enter を押して次へ進みます。一時的キーの詳細については、 一時的キーを使用してCOS にアクセスする を参照してください。
    Mode
    はIDモードを設定し、列挙値の SecretKeyCvmRoleをサポートします。空にすることが可能です。空である場合、値がデフォルトでは SecretKeyになり、キーを使用してCOSをリクエストすることを示します。ModeがCvmRoleになる場合、 インスタンスロールの管理 を使用してCOSをリクエストすることを示します。
    Cvm Role Name
    CVMロールのインスタンス名を設定します。 詳細については、 インスタンスロールの管理 を参照してください。
    protocol
    ネットワーク伝送プロトコルであり、デフォルトではhttpsです。Httpに変更する必要がある場合は、設定プロファイルに直接入って修正しても可能です。
    APPID
    APPIDは、ユーザーがTencent Cloudアカウントを申請した後に得られたアカウントであり、システムに自動的に割り当てられ、 アカウント情報 から取得できます。ストレージバケットのフルネームはBucket NameAPPID という2つの要素からなり、フォーマットが <BucketName-APPID>です。詳細については、 ストレージバケットの命名ルール を参照してください。
    Bucket Name
    ストレージバケット名であり、APPIDとともにストレージバケットのフルネームを構成します。フォーマットが <BucketName-APPID>です。詳細については、 ストレージバケットの命名ルール を参照してください。
    Bucket Endpoint
    ストレージバケットが存在するリージョンのドメイン名であり、ドメイン名のフォーマットがデフォルトではcos.<region>.myqcloud.comです。その中、 <region> がストレージバケットのリージョンを表し、たとえば、ap-guangzhou、ap-beijingなどです。COSがサポートするリージョンリストは リージョンとアクセスドメイン名 を参照してください。
    ストレージバケットではアクセラレーションが有効になっている場合は、グローバルアクセラレーションドメイン名を構成することことが可能です。たとえば、グローバルアクセラレーションドメイン名をcos.accelerate.myqcloud.comに構成し、イントラネットグローバルアクセラレーションドメイン名をcos-internal.accelerate.tencentcos.cnに構成します。
    Bucket Alias
    ストレージバケットのエイリアスであり、入力する必要があるコマンドの長さを減らすために、設定後に、使用時に BucketName-APPIDの代わりに BucketAliasを使用することが可能です。この項目を構成しない場合は、BucketAlias の値が BucketName-APPID の値になります。
    OFS Bucket
    メタデータアクセラレーションバケットのマークであり、該当のバケットでは メタデータアクセラレーション 機能が有効になっているかどうかを識別するために使用されます。現在、メタデータアクセラレーション機能はパブリックベータ版であり、使用しようとする場合は、 お問い合わせ をクリックして申請してください。パブリックベータ期間中に料金が発生しません。ユーザーの サイトのメッセージ または 費用計算概要 から最新の費用発生状況を把握することが可能です。
    初回構成時には、COSCLIは1つのストレージバケットの構成のみを要求するが、複数のストレージバケットを構成しようとする場合は、後で ./coscli config add コマンドを使用してストレージバケットの構成を追加することが可能です。設定ファイルを変更する必要がある場合、または設定ファイルに関する操作をさらに取得しようとする場合、 config コマンド を参照するか、または ./coscli config --help コマンドを使用して設定ファイルに関連するコマンドを迅速に確認してください。
    コマンドを正式に使用し開始する前に、 ./coscli --help コマンドを使用してCOSCLIの使用方法を迅速に確認することが可能です。

    その他の構成方法

    ./coscli config init を使用して設定ファイルをインタラクティブに生成するほか、COSCLIの設定ファイルを直接手動で作成することも可能です。COSCLIの設定ファイルのフォーマットは yaml です。設定ファイルのフォーマットの例は次のとおりです。
    cos:
    base:
    secretid: XXXXXXXXXXXXXXX
    secretkey: XXXXXXXXXXXXXXXXX
    sessiontoken: ""
    protocol: https
    buckets:
    - name: examplebucket1-1250000000
    alias: bucket1
    region: ap-shanghai
    endpoint: cos.ap-shanghai.myqcloud.com
    ofs: false
    - name: examplebucket2-1250000000
    alias: bucket2
    region: ap-guangzhou
    endpoint: cos.ap-guangzhou.myqcloud.com
    ofs: false
    - name: examplebucket3-1250000000
    alias: bucket3
    region: ap-chengdu
    endpoint: cos.ap-chengdu.myqcloud.com
    ofs: False
    注意事項:
    COSCLI は、デフォルトでは~/.cos.yaml から構成項目を読み取ります。ユーザーがカスタム設定ファイルを使用しようとする場合は、コマンドの後に -c (--config-path)オプションを使用してください。設定ファイルに格納されている secretid/secretkey/sessiont secretid/secretkey/sessiontoken はすべて暗号化された文字列です。
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