概要
COS上にストレージされたすべてのファイルについて、ハッシュ値計算、解凍、圧縮パッケージ化などのファイル処理機能を提供します。現在サポートしている処理機能については、下表をご参照ください。
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| ファイルを計算するハッシュ値です。現在サポートしているハッシュ値のアルゴリズムはMD5、SHA1、SHA256です。 ファイルサイズ制限に関する説明: 同期リクエスト:128MB未満のファイル; 非同期リクエストの制限:50GB未満のファイル。 |
| 圧縮パッケージ化ファイルのクラウド解凍をサポートします。解凍後の保存先はCOSです。現在サポートしている圧縮パッケージの形式はzip、tar、gz、7zipです。 ファイルサイズ制限に関する説明:5TB未満のファイル。 |
| 複数ファイルへのパッケージ圧縮をサポートします。現在サポートしているパッケージはzip、tar、tar.gz形式です。 圧縮制限に関する説明:パッケージ化をサポートする最大ファイル数は10000個です。パッケージ化前の総ファイルサイズは50GB以下です。 |
説明:
ファイル処理は有料サービスです。サービスはCloud Infinite製品より提供し、そこで関連料金が課金されます。詳細な課金方式については、Cloud Infiniteファイル処理料金をご参照ください。 ファイル処理は現在、北京、上海、広州、成都、中国香港、シンガポール、シリコンバレーといったリージョンをサポートしています。
ユースケース
データチェック検証
ファイルハッシュ値を計算することで、データの整合性の検証が迅速にできます。
ライフツール
PaaSクラウド上ファイルの圧縮および解凍機能を提供します。ファイル解凍後は、オンラインプレビューが可能です。ユーザーに、より全面的なオンラインプレビューシーンを提供します。
利用方法
ファイル処理機能はCloud Infinite製品より提供します。事前にCloud Infiniteサービスをクリックしてアクティブ化する必要があります。 Cloud Infiniteをアクティブ化し、COSコンソール上でファイル処理機能をオンにします。オンにすると、コンソールまたはAPIインターフェースから利用が可能です。
COSコンソールの使用
ファイルリストによる利用
バケットファイルリスト中のその他の操作により、ファイルにハッシュ計算などのファイル処理操作を行うことができます。
タスクによる利用
タスクとワークフローにより、ファイル処理に関する操作を行うことができます。
注意:
現在、タスクによる利用のみサポートしています。ワークフローについては、現時点ではサポートしていません。
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