適用ケース
バケットコピールールを設定することで、ユーザーはオブジェクトデータをソースバケットから別の指定するターゲットバケットにコピーすることができます。バケットコピー機能は、リモート障害復旧、業界のコンプライアンス要件への適合、データマイグレーションおよびバックアップ、顧客アクセス遅延の低減、異なるリージョン間のクラスターのデータアクセス利便性向上などのケースに適しています。
特殊なケース:
マルチリージョンバックアップ:ソースバケットに複数のレプリケーションルールを設定し、オブジェクトを異なるリージョンのバケットにコピーすることで、マルチリージョナルなバックアップと障害復旧を実現できます。
双方向レプリケーション:ソースバケットとターゲットバケットでそれぞれレプリケーションルールを作成することにより、2つのバケット間での双方向レプリケーションを実現し、バケットデータの同期を実現することができます。
注意:
バージョン管理機能を有効にしている場合、新たにアップロードするオブジェクトには複数のバージョンが生成され、ストレージスペースを占有します。このためこれらのバージョンのオブジェクトも同様にストレージ料金の課金対象となります。
使用方法
COSコンソールの使用
COSコンソールでバケットコピールールを設定することができます。バケットコピーの設定のコンソールガイドドキュメントをご参照ください。 REST APIの使用
REST APIを直接使用して、バケットのバケットコピールールの設定と管理を行うことができます。具体的には次のAPIドキュメントをご参照ください。
SDKの使用
SDKのバケットコピーメソッドを直接呼び出すことができます。詳細については、下記の各言語のSDKドキュメントをご参照ください。
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