ライブストリーミングの過程でドメイン名をテンプレートにバインドしたイベントがトリガーされると、Tencent Cloudが自動的にリクエストを顧客のサーバーに送信し、顧客サーバーがリクエストに応答します。検証を通過した後、顧客側ではCSSイベントコールバック情報が含まれたJSONデータパックを取得できます。
現在CSSのイベントトリガーのメッセージ通知でサポートされているイベントには、CSSプッシュ、CSSストリーム切断、CSSレコーディング、CSSスクリーンキャプチャ、CSSポルノ検出の通知メッセージがあります。
全体フロー
フロー説明:
- キャスターが、コンソールまたはTencentCloud APIを直接呼び出して、イベントメッセージ通知のURLおよびレコーディング、スクリーンキャプチャなどの関連機能を設定します。
- キャスターがCSSプッシュを切断します。
- CSSサービス内部にイベントが発生すると、メッセージがイベントメッセージ通知サービス経由でお客様のバックグラウンドに一括でコールバックされます。
イベントメッセージ通知のプロトコル
ネットワークプロトコル
- リクエスト:HTTP POSTリクエスト。パケットの中身はJSON。各メッセージの具体的なパケットの内容は後述をご参照ください。
- 応答:HTTP STATUS CODE = 200、サーバーは応答パケットの具体的な内容を無視します。プロトコルとの親和性のため、クライアントの応答内容に JSON:
{"code":0}
を付けることをお勧めします
通知の信頼性
イベント通知サービスはリトライ機能を備えています。スクリーンキャプチャイベント通知は2分間隔で5回までリトライします。その他、CSSプッシュ、CSSストリーム切断、CSSレコーディング、ライブストリーミングポルノ検出イベント通知は1分間隔で12回までリトライします。
リトライとお客様のサーバーやネットワーク帯域幅との衝突が起きるのを避けるため、正常なリターンパケットを維持してください。リトライがトリガーされる条件は以下となります。
- 長時間(20 秒)リターンパケットの応答がない場合。
- HTTP STATUSの応答が200でない場合。
コールバックイベントの設定方式
コールバック設定は、主に2種類の方式で実現します。1つは、 CSSコンソールを利用し、う1つは サーバーAPIの呼び出しによるものです。
説明:
CSSのイベントメッセージ通知のコールバックURLでは、プッシュイベント、ストリーム切断イベント、レコーディングイベント、スクリーンキャプチャイベント、ポルノ検出イベントの設定に対して単独のコールバックURLをサポートしています。
CSSコンソール
- CSSコンソールの**イベントセンター>CSSコールバック**に進み、コールバックテンプレートを作成します。具体的な操作については、コールバックテンプレートの作成をご参照ください。
- ドメイン名管理 で操作が必要なプッシュドメイン名を探し、管理>テンプレート設定をクリックして、このドメイン名とコールバックテンプレートを関連付けます。具体的な操作については、コールバック設定をご参照ください。
サーバーAPI
- CreateLiveCallbackTemplate を呼び出して、コールバックテンプレートのインターフェースを作成し、必要なコールバックパラメータ情報を設定します。
- CreateLiveCallbackRule を呼び出して、コールバックルールを作成し、パラメータのプッシュドメイン名DomainName 、TemplateIdを設定します(ステップ1を繰り返す)。プッシュおよび再生アドレスのものと一致するAppNameを入力すると、一部のライブストリーミングでコールバック起動の効果が実現されます。
コールバック情報パラメータの説明
コールバックテンプレートとドメイン名のバインドが成功した後、ライブストリーミングの過程でテンプレートのイベントがトリガーされると、Tencent Cloudは自動的にコールバック情報が含まれたJSONパッケージを顧客のサーバーに送信します。コールバック情報の具体的なパラメータ説明は下記のとおりです。
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