概要
Windows CVMにファイルをアップロードする方法は通常MSTSCリモートデスクトップ接続(Microsoft Terminal Services Client)を使用することです。このドキュメントでは、ローカルWindowsコンピューターのリモートデスクトップ接続を使用して、Windows CVMにファイルをアップロードする方法について説明します。
前提条件
Windows CVM がパブリックネットワークにアクセスできることを確認してください。
操作手順
説明:
以下の操作手順は、Windows7のOSのローカルコンピュータを例としています。詳細な操作手順は、OSによって若干異なります。
パブリックIPの取得
CVMコンソール にログインし、ファイルをアップロードするCVMのパブリックIPを、インスタンスリストページに記述します。下図に示すとおりです。
ファイルのアップロード
1. ローカルコンピュータで、ショートカットキーWindows + Rを使用して実行ウィンドウを開きます。
2. ポップアップした「実行」ウィンドウでmstscと入力し、OKをクリックして「リモートデスクトップ接続」ダイアログボックスを開きます。
3. 「リモートデスクトップ接続」ダイアログボックスで、CVMパブリックIPアドレスを入力し、オプションをクリックします。
4. 通常タブで、CVMのパブリックネットワークのIPアドレスとユーザー名Administratorを入力します。
5. ローカルリソースタブを選択し、詳細情報をクリックします。
6. 下図のように、ポップアップした「ローカルデバイスとリソース」ウィンドウで、ドライブモジュールを選択し、Windows CVMにアップロードしたいファイルが存在するローカルディスクにチェックを入れ、OKをクリックします。
7. ローカル設定完了後、接続をクリックし、ポップアップした「Windowsセキュリティ」ウィンドウで、インスタンスのログインパスワードを入力し、Windows CVMにリモートログインします。
8. Windows CVMで、を選択し、開いたウィンドウでこのコンピュータをクリックすると、CVMにマウントされているローカルディスクを確認することができます。 9. ダブルクリックしてマウントされたローカルハードディスクを開き、Windows CVMの他のハードディスクにコピーする必要があるローカルファイルをレプリケートすると、ファイルのアップロード操作は完了です。
例えば、ローカルハードディスク(F)のAファイルをWindows CVMのCドライブにレプリケートします。
ファイルのダウンロード
Windows CVMからローカルコンピュータにファイルをダウンロードする必要がある場合は、ファイルのアップロード操作を参照して、必要なファイルをWindows CVMからマウントされたローカルハードディスクにレプリケートすると、ファイルのダウンロード操作は完了です。
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