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PHP をインストールして設定する

最終更新日:2020-01-08 11:50:50

    ユースケース

    本ドキュメントはWindows Server 2012 R2 OS CVMを例として、Windows CVMでPHP 7.0及び以前のバージョン、またPHP 7.0以降のバージョンの設定方法をご紹介します。

    前提条件

    Windows CVMにログインし、またCVMにIIS ロールの追加及びインストールしました。詳細について、IISのインストールと設定 をご参照ください。
    Windows CVMのパブリックIPアドレスを取得済みです。詳細について、 パブリックIPアドレスの取得 をご参照ください。

    操作手順

    PHP 7.0及び以前のバージョンをインストールする

    説明:
    PHP 公式サイト はすでにPHP 7.0及び以前のバージョンのインストールパッケージのダウンロードサービスをご提供していません。PHP 7.0及び以前のバージョンを利用したい場合は、お客様自らCVMで検索してダウンロードするか、またはローカルでダウンロードしてから、CVMにアップロードすることもできます。どのように Windows CVMにファイルをアップロードするかについては、Windows CVMへのファイルアップロード をご参照ください。以下の操作手順はPHP 5.2.13 バージョンを例として説明します。
    1. CVMでPHPのインストールパッケージを開きます。
    2. インストールインターフェースの指示により、【Next】をクリックします。
    3. 「Web Server Setup」インターフェースで、【IIS FastCGI】を選択して、【Next】をクリックします。下図に示すように:
    
    
    4. インストールインターフェースの指示により、PHPをインストールします。
    5. C:/inetpub/wwwroot ディレクトリの配下で、PHPファイルを作成します。例えば、hello.php のようなファイルを作成します。
    6. 新しく作成された hello.php ファイルに、下記の内容を記入して保存します。
    <?php
    echo "<title>Test Page</title>";
    echo "hello world";
    ?>
    7. OSインターフェースで、ブラウザを開いてhttp://Windows CVMのパブリックIPアドレス/hello.php にアクセスして、環境設定が成功したかどうかを確認します。 以下のような画面が表示された場合、設定が成功しました:
    
    

    PHP 7.0以降のバージョンをインストールする

    PHP 7.0以降のバージョンはzipファイルとdebug packの二種類の方式を通してインストールできます。以下の操作は、zip ファイル方式により、Windows Server 2012 R2環境でPHPのインストールを例として説明します。

    ソフトウェアのダウンロード

    1. CVMで、PHP 公式サイト にアクセスして、PHP zipのインストールパッケージをダウンロードします。下図に示すように:
    説明:
    IISでPHPを実行する際に、Non Thread Safeバージョンのx86インストールパッケージを選択する必要があります。お客様がWindows Server 32bit (x64)OSでPHPをインストールしたい場合は、IISをApacheに置き換え、Non Thread Safeバージョンのx64インストールパッケージを選択する必要があります。
    
    
    
    2. ダウンロードしたPHPのインストールパッケージの名前により、 Visual C++ Redistributableのインストールパッケージをダウンロードしてインストールします。 PHPのインストールパッケージは、該当するVisual C++ Redistributableのインストールパッケージをダウンロードしてインストールします。下表に示すように:
    PHPのインストールパッケージ名
    Visual C++ Redistributable インストールパッケージのダウンロードURL
    php-x.x.x-nts-Win32-VC16-x86.zip
    php-x.x.x-nts-Win32-VC15-x86.zip
    php-x.x.x-nts-Win32-VC14-x86.zip
    仮にダウンロードしたPHPのインストールパッケージの名前は PHP-7.0.6-nts-Win32-VC14-x86.zipとする場合は、Microsoft Visual C++ Redistributable for Visual Studio 2015のインストールパッケージをダウンロードして、インストールする必要があります。

    インストールと設定

    1. ダウンロードしたPHP zipのインストールパッケージを解凍します。例えば、C:\\PHP ディレクトリの配下で解凍します。
    2. C:\\PHP ディレクトリの配下に php.ini-production ファイルをコピーして、またそのファイルの拡張子を .iniphp.ini にリネームする)に変更します。
    3. OSインターフェースで、
    
    をクリックして、サーバーマネージャーを開きます。
    4. サーバーマネージャーの左側のナビゲーションバーで、【IIS】をクリックします。
    5. 右側のIIS管理ウィンドウで、サーバー欄のサーバー名を右クリックして、Internet Information Sevices (IIS)マネージャーを選択します。
    6. 開いた「Internet Information Sevices (IIS)マネージャー」ウィンドウで、左側のナビゲーションバーにあるサーバー名をクリックして、サーバーのホームページにアクセスします。下図に示すように: 例えば、10_141_9_72のサーバー名をクリックして、10_141_9_72のホームページにアクセスします。
    7. 10_141_9_72 ホームページで、ハンドラマッピングをダブルクリックして、「ハンドラマッピング」管理インターフェースにアクセスします。
    8. 右側の操作欄で、マッピングモジュールの追加をクリックして、「マッピングモジュールの追加」 ウィンドウを開きます。
    9. 開いた「マッピングモジュールの追加」ウィンドウで、下記の情報を記入して、【OK】をクリックします。 主なパラメータ情報下記の通り:
    リクエストパス:*.php を記入します。
    モジュール:「FastCgiModule」を選択します。
    実行可能ファイル:PHP zipインストールパッケージの中に、php-cgi.exeファイルを選択します。すなわち C:\\PHP\\php-cgi.exeです。
    名称:カスタマイズです。例えば、FastCGIを入力します。
    10. 表示されるダイアログボックスで、はいをクリックします。
    11. 左側のナビゲーションバーにある10_141_9_72サーバー名をクリックして、10_141_9_72ホームページに戻ります。
    12. 10_141_9_72 ホームページで、デフォルトドキュメントをダブルクリックして、「デフォルトドキュメント」管理インターフェースにアクセスします。
    13. 右側の操作欄で、追加をクリックして、「デフォルトドキュメントの追加」ウィンドウを開きます。
    14. 開いた「デフォルトドキュメントの追加」ウィンドウで、名称index.php を記入して、【OK】をクリックします。
    15. 左側のナビゲーションバーにある10_141_9_72サーバー名をクリックして、10_141_9_72ホームページに戻ります。
    16. 10_141_9_72 ホームページで、FastCGI 設定をダブルクリックして、「FastCGI 設定」管理インターフェースにアクセスします。
    17. 「FastCGI 設定」管理インターフェースで、FastCGI アプリケーションを選択して、編集をクリックします。
    18. 開いた「FastCGI アプリケーションの編集」ウィンドウで、ファイルの変更を監視するphp.ini ファイルのパスとして設定します。
    19. C:\\inetpub\\wwwroot ディレクトリの配下に、、PHPファイルを作成します。例えば、 index.php のようなファイルを作成します。下図に示すように:
    20. 新しく作成された index.php ファイルに、以下の内容を記入して保存します。
    <?php
    phpinfo();
    ?>
    21. OSインターフェースで、ブラウザを開いて http://localhost/index.php にアクセスして、環境設定が成功したかどうかを確認します。 以下のような画面が表示された場合、設定が成功しました:
    
    
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