イメージとは何ですか。
Tencent Cloudイメージは、Cloud Virtual Machine(CVM)インスタンスの起動に必要なすべての情報を提供します。必要なイメージを指定した場合、このイメージから必要な任意の数のインスタンスを起動できます。必要に応じて任意の複数の異なるイメージからインスタンスを起動することもできます。わかりやすく言えば、イメージとはつまり、CVMの「インストールディスク」です。
イメージタイプ
Tencent Cloud は、次のタイプのイメージを提供します。
パブリックイメージ:すべてのユーザーが使用可能です。大部分の主流オペレーティングシステムをカバーしています。
カスタムイメージ:実行中のインスタンスから作成するか、外部ソースからインポートできます。
共有イメージ:その他のユーザーによって共有されるイメージです。インスタンスを作成するためにのみ使用されます。
イメージの課金方法
使用したイメージに対して課金される場合があります。課金の詳細については、課金概要 をご参照ください。 イメージを利用したデプロイと手動デプロイ
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デプロイ時間 | 3分間 ~ 5分間 | 1日 ~ 2日 |
デプロイのプロセス | 成熟したサービスマーケットソリューションまたはすでに使われているソリューションに基づき、迅速に適切なCVMを作成します。 | 適切なオペレーティングシステム、データベース、アプリケーションソフトウェア、プラグインなどを選択します。インストールおよびデバッグが必要です。 |
セキュリティ | パブリックイメージとカスタムイメージは、Tencent Cloud によってテストおよび監査されています。共有イメージのソースは、ユーザーが自分で選別する必要があります。 | 開発デプロイメンバーのレベルへの依存。 |
適用ケース | パブリックイメージ:パブリックイメージ:Tencent Cloudが提供する初期化されたコンポーネントをを含む正規版のOSです。カスタムイメージ:既存のCVMと同じソフトウェア環境を迅速に作成します。または環境のバックアップを実行します。共有イメージ:その他のユーザーの既存のCVMと同じソフトウェア環境を迅速に作成します。 | 基本設定を提供せずに、自分で CVM を構成します。 |
イメージアプリケーション
特定のソフトウェア環境のデプロイ
共有イメージ、カスタムイメージを使用すると、特定のソフトウェア環境を迅速に作成する助けになります。自ら行なう環境設定、ソフトウェアのインストールなどの煩雑で時間がかかる作業を回避し、サイト構築、アプリケーションの開発、可視化管理など複数の個別化ニーズを満たします。「開けばすぐに使える」CVMは、時間の節約になり便利です。
ソフトウェア環境の一括デプロイ
すでに環境をデプロイしたCVMインスタンスでイメージを作成し、CVMインスタンスをバッチ作成する際、そのイメージをオペレーティングシステムに使用し、CVMインスタンスの作成が完了すると、それまでのCVMインスタンスと一致するソフトウェア環境が得られます。これらにより、ソフトウェア環境を一括デプロイする目的を達成します。
サーバーランタイム環境のバックアップ
CVM インスタンスのイメージを作成して、実行中の環境をバックアップできます。ソフトウェア環境が破損しCVM インスタンが正常に動かなくなってしまった場合、このイメージを使用して環境を回復できます。
イメージのライフサイクル
下図はカスタムイメージのライフサイクルをまとめたものです。新しいカスタムイメージを作成あるいはインポート後に、ユーザーはそれを新しいインスタンスの起動に使用することができます(ユーザーは既存のパブリックイメージからインスタンスを起動することもできます)。カスタムイメージが同じアカウントのその他のリージョンにコピーされると、そのリージョンで独立したイメージになることができます。ユーザーはカスタムイメージを、その他のユーザーと共有することもできます。
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