概要
Tencent Cloudは作成済みのカスタムイメージの COS バケット内へのエクスポートをサポートしています。この機能によって必要なイメージをエクスポートすることができます。 前提条件
エクスポートするカスタムイメージが存在するリージョンでバケットを作成済みであること。詳細については、 バケットの作成 をご参照ください。 注意事項
Windows イメージなどの商用イメージをエクスポートすることはできません。
カスタムイメージのシステムディスクおよびデータディスク1枚あたりの容量は500GBを超えることはできません。
CVMインスタンス全体のイメージをエクスポートする場合、CVMインスタンスには5つを超えるデータディスクを含めることはできません。
料金
CVMとCOSなどの他のサービスを同時に使用する場合は、実際に使用するサービスの課金ルールに従って料金が計算されます。
料金詳細は以下の通りです:
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イメージをCOSバケットにエクスポートする | ストレージ料金。イメージをCOSバケットに保存すると、ストレージ料金が発生します。COSはオブジェクトサイズを計算し、ターゲットオブジェクトのストレージタイプとリージョンに基づいて料金が請求されます。 | |
| リクエスト料金。イメージをCOSバケットにエクスポートすると、書き込みリクエストの料金が発生します。COSは書き込みリクエストの回数を計算し、それに応じて料金が請求されます。 | |
| トラフィック料金。イメージをCOSバケットにエクスポートすると、アップストリームトラフィックが発生します。COSはトラフィック量を計算します。プライベートネットワークのアップストリームトラフィックとパブリックネットワークのアップストリームトラフィックは無料です。 | |
COSバケットからイメージをダウンロードする | リクエスト料金。COSバケットからイメージをダウンロードすると、書き込みリクエストの料金が発生します。COSは書き込みリクエストの回数を計算し、それに応じて料金が請求されます。 | |
| トラフィック料金。COSバケットからイメージをダウンロードすると、ダウンストリームトラフィックが発生します。COSはトラフィック量を計算します。プライベートネットワークのダウンストリームトラフィックは無料ですが、パブリックネットワークのダウンストリームトラフィックは有料です。 | |
操作手順
1. CVMコンソールにログインし、左側のナビゲーションバーで イメージ をクリックします。 2. 「イメージ」ページの上方で、エクスポートするカスタムイメージが存在するリージョンを選択し、カスタムイメージタブをクリックします。
3. 下図に示すように、エクスポートするイメージを見つけて、画面右のメニューから さらに > イメージのエクスポート をクリックします。
4. 「イメージのエクスポート」画面が表示され、この画面で次の設定を行います。下図のように:
COS Bucket:エクスポートするイメージが存在するバケットを選択します。バケットがエクスポートするイメージと同じリージョンにあることを確認してください。
エクスポートファイルのプレフィックス名:エクスポートファイルのプレフィックス名をカスタマイズします。
「CVMに私のCOS Bucketへのアクセス権限を付与することに同意します」にチェックを入れます。
5. OKをクリックすると、イメージのエクスポートを開始します。
6. ポップアップウィンドウでOKをクリックします。
エクスポートにかかる時間は、イメージファイルのサイズとエクスポートタスクキューの長さによって異なりますので、しばらくお待ちください。エクスポートタスクが完了すると、イメージファイルはターゲットバケット内に保存されます。 バケットリスト ページに進み、ターゲットバケットIDをクリックしてバケットの詳細ページに移動できます。バケットの詳細ページで、カスタムプレフィックス名_xvda.raw
という名前のファイルがエクスポートされたイメージファイルになります。 よくある質問
1. COSのパブリックネットワークのダウンストリームトラフィックはどのようにして発生され、請求されますか。
パブリックネットワークのダウンストリームトラフィックとは、インターネットを通じてデータをCOSからクライアントに転送する際に発生するトラフィックを指します。 ユーザーがオブジェクトリンクからオブジェクトを直接ダウンロードした場合、または静的Webサイトのエンドポイントを介してオブジェクトを閲覧した場合に発生するトラフィックがパブリックネットワークダウンストリームトラフィックに該当し、それに対応する料金がパブリックネットワークダウンストリームトラフィック料金です。請求の詳細については、 課金項目 および 製品価格 のページに掲載しておりますので、ご覧ください。 2. COSコンソール、ツール、API、SDKなどの方式でファイルをダウンロードした場合、パブリックネットワークのダウンストリームトラフィック料金は発生しますか。
COS へのアクセスによって生成されるトラフィック(プライベートネットワークトラフィックまたはパブリックネットワークトラフィック)はご利用の方式に関係なく、同一リージョンのクラウド製品からCOSにアクセスする場合にのみ、デフォルトでプライベートネットワークを使用するため、パブリックネットワークのダウンストリームトラフィック料金が発生しません。プライベートネットワークアクセスを識別する方法の詳細については、プライベートネットワークとパブリックネットワークアクセス のページに掲載しておりますので、ご覧ください。 3. . COSはパブリックネットワークトラフィックをどのように区別していますか。
パブリックネットワークのダウンストリームトラフィックとは、インターネットを通じてデータをCOSからクライアントに転送する際に発生するトラフィックを指します。例えば、COSに保存されているファイルをCOSコンソール経由でダウンロードする場合、ツールによってオブジェクトへのアクセスやダウンロードを行う場合、またはブラウザを使用してオブジェクトのプレビューを行う場合、オブジェクトアドレスまたはカスタムドメイン名を使用してオブジェクトにアクセスおよびダウンロードを行う場合などは、いずれもパブリックネットワークのダウンストリームトラフィックが発生します。詳細については、プライベートネットワークとパブリックネットワークアクセスの判断 のページに掲載しておりますので、ご覧ください。 4. プライベートネットワーク経由でCOSにアクセスすると料金が発生しますか。
プライベートネットワーク経由でCOSにアクセスする場合、トラフィック料金は発生しませんが、ストレージ容量とリクエスト回数については関連の料金が発生します。詳細については、課金項目 のページに掲載しておりますので、ご覧ください。
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