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互換性とツール設定の説明

最終更新日:2023-05-17 15:26:47

    サポートされているオペレーティングシステム

    現在オンラインマイグレーションツールがサポートする移行元サーバーのOSは以下を含みますが、これらのOSに限定されません。
    Linux OS
    Windows OS
    CentOS 5/6/7/8
    Windows Server 2008
    Windows Server 2012
    Windows Server 2016
    Windows Server 2019
    Windows Server 2022
    Ubuntu 10/12/14/16/18/20
    Debian 7/8/9/10
    SUSE 11/12/15
    openSUSE 42
    Amazon Linux AMI
    Red Hat 5/6/7/8
    Oracle Linux 5/6/7/8

    サポートされているマイグレーションモード

    パブリックネットワークマイグレーションモード
    プライベートネットワークマイグレーションモード
    お客様の移行元サーバーと移行先CVMの両方にパブリックネットワークアクセス機能がある場合は、パブリックネットワークマイグレーションモードを使用してマイグレーションができます。 現在のパブリックネットワークマイグレーションモードでは、移行元サーバーはインターネット経由でTencent Cloud APIにアクセスし、マイグレーションリクエストを送信するとともに、データを移行先CVMに転送して、移行元サーバーをTencent Cloudの移行先CVMにマイグレーションします。パブリックネットワークマイグレーションモードを下図に示します:
    
    
    お客様の移行元サーバーまたは移行先CVMがプライベートネットワークまたはVPCにあり、移行元サーバーがインターネット経由で移行先クラウドサーバーとの接続を直接確立できない場合は、ツールのプライベートネットワークマイグレーションモードを使用してマイグレーションができます。VPCピアリング接続VPN接続CCN または ダイレクト接続 といった方法で、移行元サーバーと移行先CVM間で接続チャネルを確立する必要があります。
    シナリオ1:(このシナリオは、ツールを使用したマイグレーション のみをサポートする)お客様の移行元サーバーまたは移行先CVMがパブリックネットワークにアクセスできない場合は、まずパブリックネットワークアクセス機能を備えたホスト(ゲートウェイなど)を介してインターネット経由でTencent Cloud APIにアクセスすることにより、マイグレーションリクエストを発することができます。次に、接続チャネルを介して移行先CVMにデータを送信してマイグレーションします。このシナリオでは、移行元サーバーと移行先CVMにパブリックネットワークへのアクセス機能は必要ありません。
    
    
    シナリオ2:お客様の移行元サーバーがパブリックネットワークにアクセスできる場合、まずインターネット経由で移行元サーバー上のTencent Cloud APIにアクセスしてマイグレーションリクエストを発してから、次に接続チャネルを介して移行先CVMにデータを送信してマイグレーションすることができます。このシナリオでは、移行元サーバーにパブリックネットワークへのアクセス機能が必要ですが、移行先CVMには必要ありません。
    
    
    シナリオ3:お客様の移行元サーバーがプロキシ経由でパブリックネットワークにアクセスできる場合は、まずネットワークプロキシ経由で移行元サーバー上のTencent Cloud APIにアクセスしてマイグレーションリクエストを発することができます。次に、接続チャネルを介して移行先CVMにデータを送信してマイグレーションします。このシナリオでは、移行元サーバーと移行先CVMにパブリックネットワークへのアクセス機能は必要ありません。
    
    

    圧縮パッケージファイルの説明

    go2tencentcloud.zipを解凍後のファイルの説明は次のとおりです:
    ファイル名
    説明
    go2tencentcloud-linux.zip
    Linux OSのマイグレーション圧縮パッケージです。
    go2tencentcloud-windows.zip
    Windowsシステムのマイグレーション圧縮パッケージ。
    readme.txt
    ディレクトリ概要ファイルです。
    release_notes.txt
    マイグレーションツールの変更ログです。
    go2tencentcloud-linux.zipを解凍後のファイルの説明は次のとおりです:
    ファイル名
    説明
    go2tencentcloud_x64
    64ビット Linux OS用の移行ツールの実行可能プログラム。
    go2tencentcloud_x32
    32ビット Linux OS用の移行ツールの実行可能プログラム。
    user.json
    マイグレーション時のユーザー情報です。
    client.json
    マイグレーションツールの設定ファイルです。
    rsync_excludes_linux.txt
    rsync構成ファイル。Linuxシステムで移行する必要のないファイルとディレクトリを除外します。
    go2tencentcloud-windows.zipを解凍後のファイルの説明は次のとおりです:
    ファイル名
    説明
    go2tencentcloud_x64.exe
    64ビットのWindowsシステムのマイグレーションツールで実行可能なプログラムです。
    user.json
    マイグレーション時のユーザー情報です。
    client.json
    マイグレーションツールの設定ファイルです。
    client.exe
    Windowsシステムの移行で実行可能なプログラムです。
    ご注意:
    設定ファイルは削除できません。設定ファイルはgo2tencentcloudの実行可能なプログラムと同じ階層のディレクトリ下に置いてください。

    user.jsonファイルパラメータの説明

    user.json設定ファイルの説明は下表のとおりです:
    パラメータ名
    タイプ
    入力必須かどうか
    説明
    SecretId
    String
    はい
    APIにアクセスするためにアカウントで使用されるSecretIdです。詳細については、アクセスキーをご参照ください。
    SecretKey
    String
    はい
    APIにアクセスするためにアカウントで使用されるSecretIdです。詳細については、アクセスキーをご参照ください。

    client.json ファイルパラメータの説明

    client.json設定ファイルの一部の説明は下表のとおりです:
    パラメータ名
    タイプ
    入力必須かどうか
    説明
    Client.Extra.IgnoreCheck
    Bool
    いいえ
    デフォルト値は falseであり、マイグレーションツールはデフォルトではツールの実行開始時に移行元サーバーの環境を自動的にチェックします。チェックを省略したい場合は、trueに設定してください。
    Client.Extra.Daemon
    Bool
    いいえ
    デフォルト値は falseです。バックグラウンドでマイグレーションツールを実行する必要がある場合、trueに設定してください。
    Client.Net.Proxy.Ip
    String
    いいえ
    デフォルト値はNULLです。マイグレーションシナリオがプライベートネットワークのマイグレーション シナリオ3 である場合、ネットワークプロキシのIPアドレスを設定してください。
    Client.Net.Proxy.IPv6
    Bool
    いいえ
    デフォルト値はfalseです。IPv6(マイグレーション時に移行元または移行先にはIPv6のIPしかないなど)でデータを転送する場合、このオプションにtrueを設定してください。そうしないと、マイグレーションのトラフィックはIPv4で転送されます。
    Client.Net.Proxy.Port
    String
    いいえ
    デフォルト値はNULLです。マイグレーションシナリオがプライベートネットワークのマイグレーション シナリオ3 である場合、ネットワークプロキシポートを設定してください。
    Client.Net.Proxy.User
    String
    いいえ
    デフォルト値はNULLです。マイグレーションシナリオがプライベートネットワークのマイグレーション シナリオ3 で、ネットワークプロキシには認証が必要である場合、ネットワークプロキシユーザー名を設定してください。
    Client.Net.Proxy.Password
    String
    いいえ
    デフォルト値はNULLです。マイグレーションシナリオがプライベートネットワークのマイグレーション シナリオ3 で、ネットワークプロキシには認証が必要である場合、ネットワークプロキシパスワードを設定してください。
    説明:
    上記のパラメータを除き、client.jsonファイルのその他の設定項目は通常は入力不要です。

    rsync_excludes_linux.txtファイル説明

    このファイルは、移行や転送が不要なLinuxの移行元サーバーのファイル、または指定されたディレクトリにある設定ファイルを除外するために使用されます。次のディレクトリとファイルはデフォルトで除外されていますので、設定を削除または変更しないでください
    /dev/*
    /sys/*
    /proc/*
    /var/cache/yum/*
    /lost+found/*
    /var/lib/lxcfs/*
    /var/lib/docker-storage.btrfs/root/.local/share/gvfs-metadata/*
    他のディレクトリやファイルを削除する必要がある場合は、このファイルの最後に内容を追加してください。例えば、/mnt/disk1にマウントされているデータディスクのすべての内容は削除されます。
    /dev/*
    /sys/*
    /proc/*
    /var/cache/yum/*
    /lost+found/*
    /var/lib/lxcfs/*
    /var/lib/docker-storage.btrfs/root/.local/share/gvfs-metadata/*
    /mnt/disk1/*

    ツールの実行パラメータの説明

    パラメータオプション
    説明
    --help
    ヘルプ情報を印刷します。
    --check
    移行元サーバーをチェックします
    --log-file
    ログファイルの名前を設定します。デフォルトはlogです。
    --log-level
    ログ出力レベルです。値の範囲は1(ERRORレベル)、2(INFOレベル)、3(DEBUGレベル)です。デフォルト値は2です。
    --version
    バージョン番号を印刷します。
    --clean
    マイグレーションタスクを中止します。
    
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